ピラミッドストラクチャーを使った話し方

今回の記事は、ピラミッドストラクチャーについて書いていきたいと思います。

私はピラミッドストラクチャーを言及している多くの書籍を見てきました。

おそらく10冊以上はあったと思います。書籍名を上げていくと、

バーバラミントさんの「考える技術・書く技術」、細谷功さんの「具体と抽象」、

伊藤洋一さんの「1分で話せ」などがあります。いづれも名著としてどのビジネスマンにとってもおすすめ本として紹介されている本です。

 

 

今回の記事では、単純に私が考える最も本質的で

重要なピラミッドストラクチャーの考えを述べます。

まず初めにこの記事で最も私が書きたいことは、

「ピラミッドストラクチャーを使う目的は、

聴き手に効率よく出来るだけ簡単に自分の考えを共有するため」です。

 

この目的(メリット)を実現できることからピラミッドストラクチャーが

使用されるのだと感じています。ピラミッドストラクチャーは

「3C分析」や「SWOT分析」などのようなフレームワークの包括する

フレームワークの一つだと私は考えています。

分かり易く言い換えると、このピラミッドストラクチャーの枠組みの中で

3C分析やSWOT分析などのそれぞれのフレームワークを用いることが出来ます。

 

それでは具体的にピラミッドストラクチャーの構成と

なぜピラミッドストラクチャーが分かり易く使えるフレームワークなのかを

説明していきます。

ピラミッドストラクチャーの構成は3段から構成されます。

最上位レベルから結論・根拠・具体例の3段です。

まず初めに結論を述べる。その後、なぜその結論を主張するのか?

その根拠を述べます。そして最後にその根拠の具体例を述べることで

より説得力を増すという流れです。

この枠組みの中に説明する内容を出来る限り組み入れることで、

分かり易く聞き手との間で情報を共有することが出来ます。

 

最後にピラミッドストラクチャー利用によるメリットを

簡潔に表している伊藤洋一さんの言葉を引用して終わりたいと思います。

伊藤洋一さんは、プレゼンとは

「相手の頭の中に、自分が伝えたいことの骨組みや中身を『移植していく』作業」

だと述べています。

これは決してプレゼンだけの範囲ではなく、

全てのビジネスコミュニケーションについて言えると思います。

上司へ進捗報告をする時、質問をする時、プレゼンをする時など・・・。

全てのビジネスにおけるコミュニケーションでは利用できます。

 

それでは、ここで今回の記事は終了したいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。