会社に文句を言う前にやること

みなさん、こんにちは。

今回の記事は、社会人として持つべきマインドセットについての話です。

まず前提内容として押さえないといけないのは、

会社・チーム・PJで活躍をするために必要なのは、

スキルとマインドセットの2つだという事です。

決して、スキルだけあれば活躍できるわけでもないし、

マインドセットだけあっても活躍できるわけではありません。

必ず、スキルとマインドセットが両方とも高いレベルにあることが

必須条件です。

今回の記事では、このマインドセットの中でも「自責思考」について

書いていきたいと思います。

ここからは、次の3部構成で書いていきます。

1. 自責思考とは? 2. 他責思考はださい 3. 自責思考は成長の源

 

1. 自責思考とは?

私の考える自責思考とは、「自分の責任と考え、努力に繋げる思考」です。

誤解してはいけないのが、

責任と言うと明らかな他人のミスでも、自分一人の責任と考えることです。

これは明らかに間違いです。こんなことをしていたら、心の健康が

損なわれてしまいます。

自責思考とは「自分が取れる責任部分に対して努力をする」ことです。

例えば、上司とのミーティングで前回の資料のレビューを受けて、

修正したものを再レビューしてもらう状況を考えてください。

この時に前回レビュー時には言われなかった部分に対して、

修正指示が出されました。おそらくほとんどの人が文句言います。

「何で前言われなかったところが修正されるの?」

「今からまた修正かよ。もっと早く言ってくれよ。」

私は決してこのように思うこと自体を問題にしているのではありません。

問題なのは、この思考のまま上司のせいにし続けて、自分の行動は

何一つ変えないことです。

自分の責任範囲である自分の行動を変えることで、

上司とのミーティングにおいて発生した

余計なコミュニケーションコストを減らすことを目指す。

このマインドが無いと、自分の成長機会も無い、

さらに上司とコミュニケーションを取るたびに

イライラが募っていく可能性も高いです。

いいことは何一つもありません。

 

2. 他責思考はダサい

ここでは、論理的な理由から少し離れて、感情的な理由を説明します。

一言で言うと「ダサい」です。

社会人にもなって、他人の悪いところを何度も愚痴っている人。

自分にはどうにもできない部分に対して、文句を言ったり、批判する人。

あるいは、自分で出来ることはあるのに、何もせずに文句を言う人。

大人としてダサいです。

さらに、お金を貰い働いているプロフェッショナルとしては失格です。

 

3. 自責思考は成長の源

ここまでの説明を見ていれば、分かると思います。

自責思考とは、成長の源となるマインドセットなのです。

何か問題が発生したり、面倒くさい!と思うことがあったり、

嫌なことが発生した時。このような時に、他人のせいにしているままだと

自分は何も変わりません。

ここでやるべきことは、問題・嫌な事・面倒な事を解決する方法は何か?

その方法を実現するために、自分に出来ることは何か?

自分が取れる行動、つまり自分の責任の中で全力で解決方法を取る。

これこそが成長の源であると考えています。

さらには、自分の精神状態を健康に保つ上でも最適な考えだと思います。

なぜなら、自分の心の状態が他人に依存している割合が減っていくからです。

自分の行動によって自分の心が安心できる、充実感を持てる。

コントロールしきれない他人によって、自分の心の持ちようが

変化するのはとても生きづらいと思います。

 

今回は、自責思考について書きました。この自責思考は、

社会人として必要なマインドセットのみならず、

人として健康に生きる上でも必要なものです。

是非とも、この自責思考を常に意識して自分の行動をとっていきたいです。

 

これで今回の記事は終わりです。

どうもありがとうございました